乳がん患者のためのカラフルな人工乳房を3Dプリントで製作

乳がんの手術で乳房を失うというのは、女性にとって精神的に苦痛を感じるものです。

イギリス・プリマス大学のデザイン学生のRosie BraveさんとSam Jackmanさんは、乳がん手術で乳房を失った人のために、3Dプリントを使用してカラフルな人工乳房を製作しました。

きっかけは、過去に乳がんで乳房切除をしたJackmanさんの母親が、人工乳房を気に入っていなかったことでした。

人工乳房は、主に乳がんによる乳房切除の手術で乳房を失った人が、乳房の形状を保つために使用されます。

通常、人工乳房はシリコン製で、重たく汗だくになりやすく、身に着けるのが不快であるといいます。また、実際の乳房に似せるために肌色でできていますが、人それぞれの肌の色のトーンとは異なる場合があり違和感があります。

そこで、Jackmanさんは「人工乳房をピンクのヒョウ柄にしたら?」と考えたといいます。

BraveさんとJackmanさんは、乳がんの手術を行った人々と触れ合ったりリサーチをしたりし、色や柄が心理的に良い影響を与えることが分かりました。

BraveさんとJackmanさんはBoostを立ち上げ、軽くてカラフルで付けるのが楽しくなるような、そして手に届く価格の人工乳房を製作することにしました。空気が通りやすく軽量で低コストにするため、製作工程に3Dプリント技術を取り入れました。

画像: Plymouth Live

画像:Plymouth Live

可愛くて着用しやすい人工乳房で、乳がん手術を乗り越えた女性たちに楽しんでもらえて、社会にも認識を高めることができます。

3Dプリント技術に関するご相談は、3D Printing Corporationへお気軽にお問い合わせください

出典元:

https://all3dp.com/4/student-3d-prints-colorful-prosthetics-for-breast-cancer-patients/

https://www.3ders.org/articles/20180919-two-plymouth-students-create-3d-printed-pink-prosthetic-breasts-to-help-cancer-survivors.html