【レポート】3D Printing特区「宇宙建造物と3Dプリント」を開催しました!

2019年初のイベント「3D Printing特区」は、「宇宙建造物と3Dプリント」をテーマにFabCafeにて行いました!

今回は、ゲストに宇宙建築ベンチャー企業の株式会社OUTSENSE様をお招きし、宇宙建築について理解を深めると共に、OUTSENSE様の技術開発と今後の展望について伺いました。

★3D Printing特区とは、㈱3D Printing Coporationが定期的に開催している、3Dプリンティングに関する無料イベントです。

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3Dプリントが可能にする宇宙建築

近頃では、ニュースで民間宇宙企業の活躍をよく耳にするようになりました。民間企業による宇宙開発が活発になってきた理由のひとつに、3Dプリントの活用があります。

今回は、宇宙建造物に視野を置き、3D Printing CorporationのCTO古賀が、3Dプリントがどのように活用されているのかをご紹介しました。

宇宙空間に物資を輸送する方法はロケットのみです。しかし、そのコストは非常に高く、少量の物資しか運ぶことができません。また、運ぶものは完成品でなければなりませんでした。

そこで、様々な材料を使用することができ、プリンターがあればどこでも造形が行える3Dプリンティングが注目され、宇宙空間での活用の試みが既に行われています。

宇宙空間に3Dプリンターがあれば、輸送するのは素材のみ、あとは製造もリペアも宇宙空間その場でできてしまいます。3Dプリンティングが宇宙建築へ大きな貢献となってきており、今後の活躍にも期待できますね。

古賀によるフルスライドはこちら↓

 
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宇宙に住むことは遠い未来ではない

株式会社OUTSENSE様は、「あなたをどこにでも住めるようにする。そう、それが宇宙でもね。」というミッションのもと、月に家を建て、都市を創り出すことを目指しています。

建築業界では、遠隔操作や構造物の無人施工、そして3Dプリンティングを活用したアプローチで宇宙建築を目指した研究開発が行われています。

OUTSENSE様は、構造物の無人施工ができる3次元展開構造物という「折り紙」技術を用いて研究開発を行っています。

宇宙に建物を建てることも、やはりロケットでの輸送がハードルとなりますが、この折り紙技術では、小さく収納することができるため輸送コストを抑えることができます。また、自動で展開するだけで利用できる設備を内包しているため、物資や機器設備が限られた宇宙空間での建造物を建てることが可能になります。

このように、様々な技術開発が進められており、SF映画や小説の世界だと思っていた「宇宙に住む」ということが遠い未来でないことを実感しました。

もっと詳しくお知りになりたい方のために、OUTSENSE様のフルスライドを公開しました↓

OUTSENSE、SXSWへの出展決定!

画像提供:㈱OUTSENSE

画像提供:㈱OUTSENSE

OUTSENSE様は、アメリカはテキサス州オースティンで毎年3月に開催される最先端技術の祭典「South by Southwest(SXSW)」に出展することが決定しました!

過去に出展したスタートアップ企業が知名度を上げるきっかけにもなった、世界中が注目する祭典です。

そこで、プロジェクトの成功に向けて、OUTSENSE様のクラウドファンディングが始まりました!

月面基地プロジェクトへの熱意とその技術についても詳しくご紹介されいます。ぜひご支援や情報のシェアをしてみてください! 詳細⇒https://camp-fire.jp/projects/view/119111

OUTSENSE様による日本発信の技術がより注目されることが期待されますね!

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来月の3D Printing特区は、2019年2月28日にFabCafeにて開催します!

テーマは「今年度予算の使い切りに、なぜ3Dプリントを選ぶのか」です!詳細はこちら

3D Printing特区でまたお会いしましょう!