3Dプリントで電車の修理用パーツを作製

3Dプリントでは、鋳造等の従来の製造方法とは異なり、データさえ変更すれば簡単に様々な異なる設計のモデルを作製することができます。

この利点を活かした3Dプリントの応用は多岐に渡り、カスタム製品の生産や、一人一人症状の異なる患者への医療機器の作製などに3Dプリント技術が利用されていることをこちらのブログでも紹介してきました。

今回は、電車や自動車のパーツ作製への3Dプリント技術の利用についてご紹介いたします。

生産されてからしばらく経っていたとしても、まだまだ現役で走る電車や自動車は多くあります。特に自動車では古いモデルの愛好家も多く、手入れをしながら長く使用されることもめずらしくありません。

しかし、長期に渡って使用していると時間とともに劣化や故障が起きること稀ではありません。問題は、修理すべき部品の生産が終了してしまっている場合です。

従来の生産方法では、たった一つのパーツの取り換えや修理のために、多大な金額と時間が掛かってしまいます。

一方で、3Dプリント技術なら、スキャン、デザイン、ファイルの作成、プリントするだけで必要なパーツが低コスト・短時間で作製できます。従来の製造方法と比べれば、違いは歴然ですね。

3Dプリント技術が修理・メンテナンス方法を変える

3Dプリント技術を、修理・メンテナンスに本格的に導入している企業に、ドイツ鉄道があります。

ドイツ鉄道では、電車を購入すると、15年間はスペアパーツ受け取れる同意を得るそうです。しかし、その期間が終了した後は、スペアパーツを探すのに苦労します。

そこで、ドイツ鉄道は自らアディティブ・マニュファクチャリング(付加製造)のネットワーク「Mobility goes Additive」を設立し、多くの企業や組織とのパートナーシップを作ることを可能にしました。

ドイツ鉄道での実例として、電子情報システムのディスプレイライト用のチューブ固定具を3Dプリントしました。これは作製から納品まで1ヵ月しか掛からず、80%のコスト削減となったそうです

3Dプリント技術の利点を活かして、自社に合った応用方法を見出して賢く導入する企業が今後も増えていくことでしょう。

あなたの会社でも3Dプリント技術の導入を検討されていますか?3D Printing Corporationにお気軽にご相談ください

出典元:

https://3dprint.com/237980/deutsche-bahn-realizes-serious-potential-3d-printing-in-maintaining-creating-train-parts/