Markforged Metal Xユーザー事例―アクチュエーターハウジング

Markforged社の金属3Dプリンター「Metal X」を使用したユーザー事例をご紹介いたします。

Stanley Black & Deckerの事例

Stanley Black & Deckerはアメリカの工具メーカー(業務用・家庭用工具類、セキュリティ製品など)。

Stanley Black & Deckerの事業であるStanley Infrastructureでは、複雑な形状のパーツを小ロットで効率的に生産する方法を模索していました。

Stanley Infrastructureは、Metal Xで部品をプリントし、

  • 53%軽量化

  • 20倍の速さ

  • 1/12のコスト削減

を実現しました。

アクチュエーターハウジング

「STANLEY PD 45」(標識ポールやパイプなど、杭を地面に打ち込む際に使う油圧式工具。)のアクチュエーターハウジングをMetal Xでプリント。

従来:4つの組立て部品 ⇒ Metal X:ワンピースでプリント。組立てが不要に。

パーツ比較

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stanley3.png

従来の部品

従来のアクチュエーターハウンジングは4つパーツで構成されていました:

・鋳造パーツを機械加工したハウジング

・レーザーカットしたカバープレート

・2つのボルトで構成パーツを固定

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Markforgedでプリントしたパーツ

Stanley Infrastructureのエンジニアは、Metal Xでプリントする用にパーツを再設計しました。4つの構成パーツではなく、サポートなしで一つの部品をワンピースでプリントできるように設計を変更しました。

パフォーマンス比較

物性比較

Stanley Infrastructureは、Metal Xで同じ部品を3つプリントし、テストを行いました。

パーツの耐久性は、サイクル試験および強度試験に合格。強度・耐久性に優れながらも、53%の軽量化を実現しました。

コストパフォーマンス比較

従来の製造方法からMetal Xに変更したことで、34~48%ものコスト削減、リードタイムは69%削減されました。

また、従来ではバッチ生産しかできませんでしたが、Metal Xの使用により1個からの生産が可能になり、鋳造・機械加工に比べて12.5倍も低コストで、20倍速く生産できるようになりました。



コスト削減率 時間短縮率
年間生産量 34% - 48% 69%
単品の場合 92% 95%

分析

Stanley Infrastructureは、Metal Xによる製造により、従来の製造方法と変わらなぬ品質と信頼性を保ちながらも、このパーツだけでも年間何千ドルも削減できると確信しています。

Metal Xを使用した金属3Dプリンティングに関するご相談を承っております。お気軽にお問い合わせください