Markforged 3Dプリンターで電気丸のこハウジングをカスタム製作

(画像: Markforged )

(画像:Markforged

Siemensのパワー&ガス事業部は、世界中にコンプレッサー、タービン、発電機などを提供しています。

彼らは、Markforged社の3Dプリント技術を利用することで、修理用ツールのカスタム製作の時間とコストを大幅に削減することができました。

課題

Siemensのパワー&ガス事業部のエンジニアは、タービンハウジングの修理に電気丸のこを使用します。ハウジングの輪郭は複雑な形状をしているため、通常のフラットな刃の電気丸のこで切断するのは容易ではありません。エンジニアチームは解決策として、通常の電気丸のこを購入し、それをフィリピンに送ってカスタマイズを外注することを検討しましたが、輸送も含めて実際にカスタムのツールが手に入るまで約3週間も掛かってしまうため、良策とは言えませんでした。

Siemensの電機丸のこのハウジング(画像: Markforged )

Siemensの電機丸のこのハウジング(画像:Markforged

解決策

Siemensのチームは、タービンの輪郭に合わせた形状の電機丸のこをカスタムで3Dプリントすることにし、チームはMarkforgedのイダストリアル・シリーズ「X7」3Dプリンターを購入して使用し始めました。今では、モーター以外は全てカスタムで製作しています。素材には、ナイロンを母体とした短繊維炭素繊維を混合したポリマー「Onyx」を使用し、連続炭素繊維で強化しています。パーツをカスタム製作できるだけでなく、従来の製造方法では作れなかったパーツまでも製作できるようになりました。

Siemensのパワー&ガス事業部のエンジニアSam Dicpetrisさんは「切断しようとしているものの輪郭の形状にピッタリと合うツールというのは、既製品とは全然異なります」と言います。

Markforgedの3Dプリンターを使用することで、Siemensのパワー&ガス事業部は業界最先端にいながらも、カスタムツールの製作期間は数週間から数日に短縮し、また、このカスタム電気丸のこのみで約8,000ドルを節約することができたと推測します。他への応用も含めれば、それ以上のコストカットとなります。

今では、エンジニアチームは、DFAM(Design for Additive Manufacturing:3Dプリント成形を前提とした特殊設計)を活用しており、ツール等を製作する必要のある際は、製作方法としてまず3Dプリントを検討するようになりました。

Markforged社の3Dプリンターのお見積りや、DFAMのご相談はお気軽に3D Printing Corporationにお問い合わせください。

出典元:https://markforged.com/case-studies/siemens-circular-saw/