高層ビルの外壁に金属3Dプリントを使用

私たちは、しばしばお客様や3Dプリント技術に興味のある方より「3Dプリントは建築・建設にも活用できますか?」といったご質問をいただくことがあり、「3Dプリントと建築・建設」は関心の高いトピックであることを感じます。

そんな中、2020年にはアメリカ・シアトルにて、金属3Dプリントにより製作された外壁を使用した高層ビルが完成する予定です。

高層ビルにも金属3Dプリント

2020年に完成予定のRainier Square Towerは、アメリカ・シアトルにおいて2番目に高い高層ビルになる予定です。

画像: Rainier Square

傾斜のある形状がとてもユニークなこのビルは、この傾斜に合わせてフロアごとに角度の異なる複雑な形状の外壁が必要になります。Metal AMによれば、このビルを担当するクラッディング会社のWalters & Wolfは、このそれぞれ形状の異なる特殊な外壁のカーテンウォールのノードの製作に、様々な製造方法を試したといいます。しかし、業者からは対応できないとの返答ばかりでした。

そこで、Walters & Wolfが製作を依頼したのは、デジタル・マニュファクチャリングのサービスを提供する会社3Diligentでした。3Diligentは、Walters & Wolfにインベストメント鋳造と3Dプリントの2手法を提示し、Walters & Wolfは、この2手法を用いて製作したカーテンウォールのノードが建物に使用された場合の安全性の試験を研究所に依頼しました。

研究所から得た試験結果を比べた上で、Walters & Wolfは金属3Dプリントを選びました。その理由は「その寸法の精度と構造上の信頼性」だといいます。

そして、Walters & Wolfと3Diligentは、Rainier Square Tower用に、金属3Dプリントを用いてアルミニウム製の外壁のカーテンウォールノードを140個製作する予定です。

それぞれ異なる複雑な形状の製作ができる3Dプリントは、Rainier Square Towerのようにユニークな建築にもピッタリですね。

金属3Dプリントに興味がありますか?3D Printing Corporationにお気軽にお問い合わせください

出典元:https://www.metal-am.com/metal-am-used-to-produce-exterior-wall-components-for-coming-seattle-skyscraper/