【レポート】人工衛星とDFAMについてお話しました!―3D Printing特区

こんにちは!3D Printing Corporationです。

令和元年の梅雨はとても長かったですが、ずっと続いていた雨が止み一気に暑くなりましたね!

そんな中、7月24日に開催したイベント「3D Printing特区」では、「人工衛星とDFAM(3Dプリントのための特殊設計)」についてトークし、交流会を行いました!

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人工衛星と3Dプリンター

今回イベントでは、3DPCのCTO 古賀がトークしました。

人工衛星は、そもそも1機あたりのコストが高く、量産する場合でもロット数が少ない製造物になります。

小ロット生産に向いている3Dプリンターの技術を用いれば、人工衛星に係る製造のコストおよび時間を圧倒的に抑えることができます。さらに、高周波導波管などでは、3Dプリンティングを用いる方が性能も良くなります。

そのため、世界では人工衛星の製造に3Dプリンターの技術が取り入れられているというわけです。

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DFAM―3Dプリントを前提とした設計

このコスト削減、時間短縮、性能向上を実現するのに、設計が大きな役割を担っています。

それもDFAM*(ディーファム)と呼ばれる、従来とは全く異なる、3Dプリンティングを前提とした設計です。

 * Design for Additive Manufacturing(付加製造のための設計)の略。

特徴:

  • パーツ統合による重量削減

  • 工程と人員の圧縮による圧倒的なリードタイム短縮

  • CAEに基づく高性能パーツ


3Dプリンターは、材料を積層して造形する製造方法であるため、従来製造方法では難しかった複雑な形状の造形を自由に行うことができ、また、切削加工などと比べてコストを大きく抑えることができます。

そのため、以前は複数のパーツを組み立てて作っていたような製品でも、DFAMによりパーツを統合した設計をすることで一度のプリントで製品を造れたり、不要な部分を省いて重量を削減したり、DFAMにより自由な設計で効率化できます。

また、CAEを用いることでパーツの性能を計算上確認することができ、より高性能にすることができます。

トークでは、人工衛星に3Dプリンティング技術を利用した事例を挙げてご説明しました。その際に使用したスライドを公開いたします!

残念ながらご参加いただけなかった方や、復習されたい方、ぜひご覧ください。


今回は、トーク中にもご質問を多くいただき、より深い内容をお話することができました。

トーク後の交流会も盛り上がり、意見交換や新しい出会いがありました!

ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。

3D Printing特区は、月イチ程度で開催しております。

次回開催のお知らせはこちらの弊社ホームページのブログやfacebookにてアナウンスしますので、お楽しみに!