DED方式とは

DED 方式(指向性エネルギー堆積法)とは、溶接ビードを正確に積み重ねることによって積層していく手法です。Meltio の造形技術はコンパクトな積層ヘッドに集約されており、複数のレーザーを装備し、2つのワイヤー材を組み合わせた造形をすることが可能です。

仕様

テクニカルデータシート
M600-Spec

造形エリア

300 × 400 × 580 mm

本体サイズ

1050 × 1150 × 1950 mm

レーザー

9つのダイレクトダイオードレーザー

レーザー出力

1000 W

レーザー波長

450 nm

本体重量

800 kg~1000 kg

(選択したオプションに応じて異なる)

入力電源

三相200 V

消費電力

ピーク時 4~6 kW

(選択したオプションに応じて異なる)

インターフェース

USB、イーサネット、ワイヤレス

ソフトウェア

Meltio Horizon

冷却

水冷式チラー

a picture that explains the head of a 3d printer

Meltio の積層ヘッドは最大1.2kWのレーザーパワーを分散配置しており、ホットワイヤーシステムを搭載していることで高い造形効率を実現します。また、レーザーが分散されることによりヘッド中央からワイヤーが供給され、好きな方向で造形が可能です。

長寿妙な設計

レーザーパワーを分散配置することで長寿命。また、ほぼすべての部品の交換が容易となっています。

高い歩留まり

粉末方式と比べ、材料のほとんどを使用することができます。また、入熱量も最小限に抑えます。

安全なシステム

レーザーファイバー皮膜プロセスを監視するセンサーにより、異常が検出された際は自動的にシステムを調整します。危険下で自動停止する機能も搭載。

溶接ワイヤー

Meltio では最も安全で清潔、かつ加工しやすい金属材料であるワイヤーを主に使用しています。

異なる4種類の金属ワイヤー

異なる金属材料を1つの部品に組み合わせます。ワイヤーの切り替えは、迅速かつ自動的に、安全に行われます。

ホットワイヤー

ホットワイヤー(ワイヤーに流れる電流抵抗の制御)で材料の予熱を行い造形の効率をUP。

Meltioワークフロー

1. デザイン

3DCADモデルを作成造形・後処理を考慮して形状を決定する。

2. スライス

造形向きを決定造形パラメータを決定Gコードを作成。

3. 3Dプリント

材料をロード、材料に応じた造形パラメータを選択。Gコードを読み込み、ビルドプレートをセットZプローブプリント開始。

4. 後処理

熱処理、CNC加工、ビーズブラスト、研磨。
※ 5と繰り返す。

5. カット

バンドソーやワイヤー放電加工機を使用してビルドプレートを取り外す。
※ 4と繰り返す。

現在使用している既成の材料も使用可能です

オープン・マテリアル・プラットフォームで市販材料や新材料にも対応。

Stainless-Steel-316L
ステンレス綱

316L(SUS316L)
308L
17-4PH(SUS630)

Tool-Steel-H11
工具綱

H11(SKD6)

ニッケル合金

インコネル®718(NCF718)
インコネル®625(NCF625)
インバー

軟鋼

ER70S

Titanium-64
チタン合金

Ti-6AL-4V

銅合金・アルミ

実績あり

※Meltioは開発中の材料について、現在の製品アーキテクチャでの互換性を保証するものではありません。

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弊社による品質評価イメージ

試験写真
グラフ

造形事例

試作、少量生産といった各段階において、鋳造・鍛造以上の高い費用対効果を実現します。

Combustion-Chamber

Combustion Chamber

コンバッション チャンバー

寸法: 131 x 200 x 176 mm
重量: 6.4 kg
材質: インコネル 718、銅

Bracket

Bracket

ブラケット

寸法: 153 x 345 x 275 mm
重量: 18.6 kg
材質: SUS 316L

Gear

Gear

ギア

寸法: Ø 260 x 500 mm
重量: 25 kg
材質: SUS 316L

横浜本社工場にて、実際の機器や造形サンプルを手に取れる見学会を開催しています。
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

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