Meltio社がロボット向けのソフトウェア「Meltio Space」を新たに開発

August 30, 2023

Meltio社が、ロボット向けのソフトウェア「Meltio Space」を新たに開発いたしました。

通常、3Dプリンターは3軸で開発されているものが多いです。

Meltio社のMeltio Engine Robotは、ロボットとポジショナーを使用しており、6軸と付加2軸を合わせた8軸での造形が可能となっています。

8軸の場合、サポート構造を減らすか、サポートレスでの造形ができるため、より造形の自由度が増します。

一方でソフトウェアに関しては、8軸を操作するのは難しいという課題がありました。

3軸はスライサーソフトですぐにG-Codeを生成できるのですが、8軸はCAD/CAMソフトウェアでの複雑なプロセスが発生します。

そこで、今回Meltio社は、スライサーソフトのように使用できる8軸の造形を容易にした純正ソフトウェアの「Meltio Space」を開発いたしました。

「Meltio Space」は、今までよりも容易なロボット操作を提供し、新たな視点や可能性を提供します。

・Meltio M450製品ページはこちら

・Meltio Engine Robot製品ページはこちら

■ Meltio Spaceの特徴

ユーザーフレンドリー

・直感的な仕様になっているため、ロボット工学やプログラミングに関する専門知識が不要

・Meltioを搭載したロボットアーム仕様のインターフェース

・Meltioの性能を最大限活用するために、事前に定義された積層戦略

・アップデートによって進化し続ける積層戦略の継続的な改善

高いコストパフォーマンス

・安い初期投資とランニングコスト

・一般的なロボットメーカーとの互換性

以下の4社のロボットメーカー用のロボットライブラリーとポストプロセッサーが搭載されております。

ーファナック、安川電機、ABB、KUKA

・Meltioからの継続的なアップデート

高機能

・さまざまな形状に対応するために、可変積層を含めた多種多様な積層戦略を搭載

・迅速にツールパス計算ができることで、複雑なツールパスでも迅速に生成が可能

・外部軸の即時補完機能により、タイムラグのないポジショナーの動作管理

・PCごとにライセンスを振り分けることでオフライン対応

・デュアルワイヤーなどのMeltioのオプション機能を使用するための、高度な機能を包括的に搭載

・材料や積層戦略に応じて、プリセットされたツールパス生成機能を利用することで、最良の積層品を得ることができる

信頼性

・Meltioヘッドと積層品との衝突を検知・アラートできる

・Meltio専用に最適化するよう設計された積層ピッチと積層量

・Meltioコントロールユニットと同一パラメーター項目

■ Meltio Spaceのワークフロー

■ Meltio Spaceに必要なシステム

Meltio Spaceを使用するのに必要なシステムは以下の通りです。

・Windows 10/11(64ビット)

・2.0GHzかそれよりも早いプロセッサ​

・8GBのRAM​

・500MBのハードデスク空容量​

・4GBの空きメモリがあるGPU

上記の情報以外に、詳しく知りたい方はお気軽にお問合せください。

・お問い合わせはこちら

・メール経由:info@3dpc.co.jp

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